実技講習会とは
介護福祉士の実技講習会では、具体的なシチュエーションを想定し、それについての正しい対処方法を学ぶことができます。
スキルアップだけでなく、国家試験対策として行われ、実技講習会を受けていれば実技試験は免除されるのですが、法律が改正され平成28年より必須となりました。
国家試験を受けるには、実技講習会を32時間以上受講していることが条件となっています。
内容
実技講習会は、各養成校などで開講され、内容は入浴や排泄、衣服の着脱、食事などの介護を行います。
費用は、多少の差はありますが4万5千円~6万円ほどで、4日間にわたり行われるようです。
1日8時間と、詰め込まれているので、人によってはハードに感じることがあります。
実戦を想定した講習になるので、講師から直接フィードバックをもらえたり、実際にやってみて問題に触れることが出来ます。
対象者
あまり知られていないことですが、介護が初めての人でも参加可能です。
常識的な態度で受講すれば、不合格になる心配はまずありません。
時間や言葉使いなど、人間性が主な評価対象となります。
実技講習会は、実践前に自分の技術を確かめる機会にもなるので、とても有意義な時間なのです。