ヘルパーと介護福祉士の違い
ヘルパーと介護福祉士は、混同されがちですが異なります。
詳しくは、国家資格の有無と立場で違いがあります。
ヘルパー
ヘルパーは、一定時間講習を受けていれば取得できる資格で、資格取得に試験はありません。
規定の時間は、1級が230時間で2級が130時間。
ヘルパーが許可されている行為は、調理や食事の後片付け、ゴミ出し、洗濯など生活面での支援、体温・血圧の測定、体位を変える、トイレまでの介助などです。
ヘルパーは、初歩的な介護の仕事と言えます。
実務経験を経て介護福祉士の試験を受験する人のほとんどが、ヘルパーとして働いています。
介護福祉士
介護福祉士として働くには、国家資格を取得しなければなりません。
受験資格には、実務労働期間と講習を修了しているかどうかが関わってくるので、ヘルパーの資格よりも難易度は高くなります。
出来る行為は、ヘルパーとあまり差はないのですが、ヘルパーに指導や助言が行えるので、現場の責任者になります。
また、資格手当が支給され雇用でも正社員として働けるので、収入面でもメリットがあります。