言語聴覚士の現実

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想像以上の仕事

夢や希望を持って、医療業界に入ってきた人にとって、言語聴覚士の仕事は、思っていたよりもキツイものかもしれません。

「人の役に立って、喜ばれたい」そんな思いで、この職を目指す人がいますが、最初から、患者さんといい関係性を築ける人はいません。

どんなことにもめげないことが大切

患者さんは、普通の人が普通に営んでいる生活や当然できることができずにもがき苦しんでいます。

しゃべる、食事をするといった、生活の中の楽しみを、人と共有できないのです。

そんな人たちが、どのような心理状態に陥るかというと、きまってネガティブになってしまいます。

言語聴覚士が支えになる

患者さんは、周りの人にストレスをそのままぶつけてしまうことも多いのです。

一緒に訓練をする言語聴覚士は、鬱憤を直に浴びることになります。

なぜなら、一番、近い距離にいるからです。

それでも、患者さんとの信頼を築き上げ、毎日一緒に過ごしていると患者さんも心を開いてくれますし、進歩を見ることができるので、辛い時期を乗り越えれば、やりがいのある仕事になっていくと思います。

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