具体的な仕事内容
患者に寄り添い、食べることや話すことが上手く出来るように治療していく仕事
「言語障害になった方を治療する」という文章で書きましたが、医療に全く関わりのない仕事をしている人には、何のことか分からないと思うからです。
脳梗塞などの脳に関する病気の後遺症で上手く喋れなくなる、言葉が出てこないなどのケースはよくあります。
また、喉の病気やケガで上手く発音できない、物をうまく飲み込めない、という状況になることもあります。
リハビリも行う
何が原因なのかを調べ、必要なリハビリをともに行っていきます。
答えやすい質問を出す、道具を使って意思疎通を図ってもらう、ゼリーなどの飲み込みやすいものを食べて鍛える、などです。
病気やケガは、誰にでも起こりうるものですが、その対処方まで一般知られているとはいえません。
その治療をサポートしていくのが言語聴覚士の仕事なのです。