言語聴覚士は患者さんのリハビリに付き添う職業
コツコツと成長する
飲むこと・食べること・話すことに障がいがある方と一緒に、その能力を獲得または回復するように二人三脚のようなかたちで一緒に作業を進めていきます。
患者さんの状態に合わせてリハビリのプランを立てて実際に行っていくわけですが、やはり能力の獲得は簡単にいくものではありません。
やればやった分だけすぐに効果が出る、というわけでもありません。
長く辛いリハビリに耐えたのに効果はほんの少し、という場合だってあります。
客観的に見たら「焦るな」といいたくなるわけですが、本人の立場としたらイライラしてくるでしょう。
特に、これまで出来ていたことができなくなりその再獲得に挑んでいるときは自暴自棄になりがちです。
精神的な支えにもなる
肉体的なことだけでなく精神的にも患者さんに寄り添わなければなりません。
それには、言語聴覚士もしっかりとした教育を受け現場で経験を積む必要があります。
患者さんとお互いに成長できるような言語聴覚士を目指したいものですね。